家出の危険性
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■ 映画
『ジョルスン物語』
『ブラザー・サン シスター・ムーン』
『スタンド・バイ・ミー』
『エマ』
『テルマ&ルイーズ』
『ノース 小さな旅人』
『パク・ボンゴン家出事件』
『鉄塔武蔵野線』
『17歳の処方箋』
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』
■ 書籍
『完全家出マニュアル』
『旅の重さ』
『ズッコケ家出大旅行』
『海辺のカフカ』
『自殺サークル 完全版』
『ぼくらの家出3days』
『ドラえもん のび太の日本誕生』
思春期に、他所の家庭や町や暮らし向きが、自分の家族のそれと比して、うらやましくなったり、憧れたりし始める頃、外の世界への誘惑が始まる。J・D・サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』は、そうした多感な時期の問題児ホールデンの家出を扱い、当時の青少年から大きな共感で迎えられたが、青少年を主人公にした作品で家出を扱った作品は少なくない。フロイトなら、一種のタブー破りとして成長段階の不可避の一段階という説明をするかもしれない。そうした成長中の青少年の力試し的な家出には、一日だけの家出といったものも含まれるだろう。 また近代期日本において、女性の「家出」は特殊な意味合いを持つ場合もあった。それは、親の命令に従って育てられ、親が決めた人物を夫としてその人物を戸主とする家に入り、「夫婦同氏の強制」「妻の法的無能力」など、男女不平等原理に基づいた家制度及び家意識から離脱するために「家出」して社会に飛び出した女性が多かったことである。それは父親や夫に対する不服従(すなわち「女らしくない」振る舞い)とみなされ社会的な非難の対象となった。だが、大正期に入り、女性の職業領域が拡大していくとともに女性の「家出」行為は結果的に女性の社会進出を促す結果となった。また、青鞜グループなどの大正デモクラシー期の婦人活動家の中にはこうした「家出」経験者が多数含まれていた。
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